香り（香害）、アトピー性皮膚炎、アレルギーのことを叙情詩に
1）リリック-香りとは
香りとは、本来生きるために必要なもの。
果物や木の実が熟し、おいしく食べることができるようになったことを知らせてくれる。
植物から見たら、「私の実を食べて、種を排泄し、私の子孫を世界にまき散らせて」
—と訴えている。
おいしそうな料理の香りは、生きるためのエネルギーやミネラルを与えてくれそうな予感を与えて気分を高揚させてくれる。
酸っぱいにおいは、もう少ししたら腐って食べることができなくなることを教えてくれる。
同時に、発酵が進んで、体にもいいよと教えてくれる。
腐ったにおいはもう食べちゃダメと教えてくれる。
ウンチのにおいは、これは食べちゃダメと教えてくれる。
花の香りは、虫を呼び寄せ、私の花粉をめしべまで運んでもらうようにお願いする誘惑。
人は、それをかいで少しの喜びをいただく。
人工的なにおいは、人が喜ぶにおいを過剰に提供する。
その匂いによって、虚偽の感覚が生まれ、ヒトは惑わされる。
それが、人を一時的な虚偽の「いい気持ち」にさせる。
人工的に作られた香料は人の嗅覚を麻痺させ、ほのかな自然の香りを感じることができなくさせる。
麻痺した嗅覚はさらに強い人工的に作られた香料の使用に導く。
その香料の臭いは周囲の人達にも被害を及ぼす。
頭痛、吐き気、集中力の低下、不眠、粘膜の浮腫、皮膚の炎症—様々な障害が起きる
人工的に作られた香料に含まれるイソシアネートなどの化学物質は粘膜や皮膚を損傷する。
嗅覚と同時に味覚も壊され、おいしい味が分からなくなる。
柔軟剤や洗剤、化粧品などに使われたマイクロカプセルの被膜の原料のポリウレタンからはイソシアネートが揮発し、イソシアネートに対するアレルギー（IgE陽性）が増えている。
子どもたちは、味覚や嗅覚の発達を阻害され、さらには他の 知覚-痛みや接触感覚なども障害され、痛みに過敏になり、落ち着きがなくなる。ほんとにおいしい自然な味を楽しむ能力をなくしてしまう。
嗅覚は毒物を見つける力。
毒物が、わかれば逃げて、体は大丈夫。
においがわかる力は大切に。
季節で変わっていく大気の草花の香りを楽しみ、
季節で変わっていく大気の潤いを楽しみ、
熟れたおいしそうな香りを愛で、
愛しい赤ちゃんの香りにほのぼのとし、
おいしそうな料理のにおいに誘われ、
おいしい水の味に舌鼓をうつ
そんな香りの楽しみ方をしてください。
2）リリック-アトピーの世界はまるでナウシカの世界
アトピーの世界はまるでナウシカの世界
アトピーの語源
それは「とらえどころのない」というキリシャ語—atopia--
とらえどころがない奇妙な皮膚炎
それがアトピー性皮膚炎
教科書には--原因はまだよくわかっていない
でも、化学物質の知識を武器に多くのアトピー性皮膚炎を診て、
生活や食事を変え、よくなっていく人たちを経験
----そしてわかってきた
アトピー性皮膚炎は有害な脂溶性化学物質を皮脂から体外へ逃がしている
ダイオキシン、PCB、有機塩素系殺虫剤、トランス脂肪酸などなど
これらの化学物質は体のなかの正常な働きを壊す
自閉症、注意欠如多動障害、その他の神経系の異常、
甲状腺の異常など
そこで、健康を取り戻そうと
皮脂腺から有害な化学物質を体外へ追い出す
からだのなかはきれいになる
でも、皮膚は犠牲になる
さらにアレルギーでは
化学物質が体内に入らないように防御するが
アトピー性皮膚炎ではいったん体内に入ってしまうため
神経系などからだはダメージを受ける
皮膚ではカビの仲間マラセチアが皮膚を正常に保っている（常在性微生物）
皮脂腺からでた皮脂を分解し他の皮膚の常在菌にエネルギーを供給する
はるか昔から人とマラセチアは共存してきた
マラセチアにアレルギーを起こすことは考えにくい
ところが皮脂腺から皮脂に紛れて排泄された化学物質とマラセチアが一緒になると
化学物質を皮膚から排除しようと
マラセチアにアレルギーを起こす
つまりマラセチアにアレルギーを起こして
皮膚から汚染された皮脂を取り除けば
化学物質は少なくなる
皮脂腺から噴き出す脂溶性化学物質だけではなく
現代の人たちの皮膚には様々な化学物質がはびこる
細胞膜を強力に破壊する陽イオン系合成洗剤（柔軟仕上げ剤、リンス、空中除菌剤など）
ポリウレタンが分解してできる猛毒物質イソシアネート
----ポリウレタンは伸びる衣類、香料の効果を持続させるためのマイクロカプセルなどに使われる
などなど
これらもマラセチアと一緒に存在すると
マラセチアにアレルギーを起こす
イソシアネートそのものにもアレルギーを起こし始めている
皮膚に付着した化学物質を含む食べ物
空中の汚染物質を吸着した花粉
汚染された食品を食べ皮脂腺から排泄した化学物質を含むペットの毛や皮膚
汚染された食品を食べ皮脂腺から排泄した化学物質が残留するヒトの皮膚のカスやふけ
それをダニが食べて化学物質が濃縮されたダニの糞など
化学物質が同時に皮膚に存在すればこれらの物質もアレルギーのもとになる
皮膚に存在し化学物質を含むものにアレルギーを起こしかゆみが起こる
かゆみはそれを取り去ってくれという信号
爪でかきとる
掻くと皮膚の化学物質は少し減る
ご褒美はとんでもない快感 --やめることができない麻薬のよう
搔きむしると皮膚は壊れそこに体内から化学物質を含んだ体液が吹きでる
そしてアトピー性皮膚炎が広がっていく
壊れた皮膚に付着した化学物質を含む様々なものがさらにアレルギーの原因となる
悪循環ができあがる
掻き壊さずに皮膚にある化学物質を取り除くために石鹸で洗う
脂溶性の化学物質は水だけではきちんと洗い流せない
石鹸も使用中は組織を壊すのでそっと洗ってすぐに洗い流す
洗い流せば石鹸の毒性はなくなる
陽イオン系の強い合成洗剤は洗浄能力が弱いうえに皮膚に固着し組織を壊し続ける
そしてアレルギーを誘発させる
人が排泄した皮膚には化学物質が含まれている
その皮膚のカスを掃除機で吸い取ることで
アレルギーや化学物質による症状が軽くなる
特に寝具
人が排泄した化学物質が含まれている皮膚がダニに食べられ糞になる
ダニの糞には濃縮された化学物質が含まれている
だから子どもたちはダニの糞にアレルギーを起こす
だから寝具の掃除が重要になる
一番大切なこと それは汚染された食品を人が食べないこと
からだの汚染がなければ皮膚のカスも汚れていない
きれいな皮膚のカスを食べればダニの糞も汚染されない
アトピー性皮膚炎は体脂肪に蓄積された有害な化学物質から身を守るために
皮脂腺から皮脂とともに有害な化学物質を排泄し体を守る
これ以上、体の汚染をひどくさせないために
化学物質で汚染された様々なものにアレルギーを起こし
体内への侵入を防ごうとする
そして体の中は浄化される
でもアトピー性皮膚炎はかゆく皮膚はボロボロになる
アトピーの世界は宮崎駿監督が描いた風の谷のナウシカの 世界にそっくり
アトピー性皮膚炎は腐海
アトピー性皮膚炎は体を浄化させる
腐海は地球を大地を浄化させる
噴き出した汚染された皮脂は腐海が作る猛毒のガス
アレルギーは虫たち
人は大地を汚染し腐海は大地を浄化するため猛毒のガスを 大地から空中に排泄させる
人が作った化学物質は体を汚染しアトピー性皮膚炎はそれを体外に排泄させる
腐海は大地を浄化させオームや虫たちは腐海の働きを守っている
アトピー性皮膚炎は人を浄化させアレルギーはアトピー性皮膚炎の働きを助けている
大地が浄化されれば腐海は消えオームたち虫はいなくなる
からだが浄化され汚染がなくなり人が地球を汚染しなければ
アトピー性皮膚炎はなくなり、アレルギーを起こす必要はなくなる
ダイオキシンの排泄が規制されてから重症なアトピー性皮膚炎は減少
食品に含まれるトランス脂肪酸を各企業が減らしてから小さな子どもたちのアトピー性皮膚炎は軽くなった
宮崎駿監督が考え出したナウシカの世界はまるでアトピー性皮膚炎の世界
彼はなぜがそれを考え出したのか--聞いてみたい
とらえどころがない奇妙なもの—アトピーの世界
3）リリック-アレルギーって？
アレルギーって？
どうしてぼくはアレルギーなの？
その子はきいた
アレルギーってなに？
46億年前地球が生まれた
40億年前生き物が生まれた
生き物が生き続けるためには
環境からエネルギーをもらい
環境にある毒物を何とかすること
毒物を壊すか
毒物から逃げるか
生き物たちは餌を得るため
敵から身を守るため
毒物を作りそれを使った
生き物は毒物に侵されればそこで終わり
毒に対抗する方法は進化していく
そして進化の最先端の哺乳類
哺乳類は毒から逃げる方法を生みだす
ほんの少しの毒物を見つけ出す仕組み
ほんの少しの毒をからだに入れない仕組み
ほんの少しの毒がからだに入りそうになるとそれを追い出す仕組み
咳、かゆみ、吐く、下痢、いやなにおい、いやな感じ
動物的直観だ
それがアレルギー
蛾が嫌いな人
検査すると蛾にアレルギーがある
蛾の鱗粉には毒がある
それを嫌ってアレルギー起こし知らずに避ける
アレルギーが使えるあなたは極微量の毒も見つけることができる
その力は何千万円もする高額な検査機器に匹敵する
アレルギーを大切に
ヒトは進化し化学物質を多量に作り始めた
自然にはないもの
人が作り出す化学物質
その中には毒をもつものも多い
人の生活が便利になるにつれて多くの毒物（化学物質）が作られた。
その毒は土、水、空気、食べもののなかにまぎれこむ
その毒をみつけてアレルギーを起こすことができる人は
アレルギーを起こし体から遠ざける
反対から見ればアレルギーを起こしているものを調べると
それは毒（化学物質）を持っている
毒（化学物質）にさらされずに
成長すること
毒（化学物質）にさらされずに
生活すること
毒（化学物質）にさらされずに
食べること
これが現代の健康を維持する秘訣
中にはアレルギーを起こせない人がいる
これは生まれつき
遺伝子で決められている
アレルギーの症状はでないが
知らずに多量の毒（化学物質）を浴びる
最後は化学物質過敏症を起こし防衛する
それもできなければ体はボロボロ
せっかく持っているアレルギー
哺乳動物である人類であれば
ほどんどの人が持っている能力
知らないうちに使って毒からにげてきた
進歩した人類は血液からアレルギーを見つける方法を見つけた（IgE検査）
アレルギーがひどくなる前に
軽いうちに何があなたにとって毒なのか分かるようになった
それを使わない手はない
あなたのからだが何を嫌っているのか
軽いうちに見つけ出す
アレルギーがひどくなり暴走する前に見つけ出す
検査で陽性になったものの中にあなたが毒と判断した物質が同居している
最近は困った方法が横行している
アレルギーがあるものを無理やり食べさせる
無理やり食べるとヒトのからだは「寛容」を起こす
「寛容」はアレルギーがあっても症状がでにくくなる
もちろん一歩間違えばアナフィラキシーショックを起こす
死に至ることもある
「寛容」は
生き物がアレルギーを起こさずに多量にエネルギーの元になる食材を食べるための仕組み
アレルギーが治ったわけではない
アレルギーがないようにみせかける
食べると体が毒と判断した毒物（化学物質）もからだに入ってくる
アレルギーで防衛できず毒が侵入してくる
毒はからだにたまっていく
毒はからだをむしばむ
からだは壊れていく
あるとき突然これは毒だとからだがさらに強い判断をする
すると強いアレルギーを起こす
アナフィラキシーショック
アレルギーがあっても
アレルギーを起こす必要がない生活
アレルギーを起こす必要がないたべかた
そうすれば
からだは健康に成長する
からだは健康的に動く
日本人は
日本の土地
日本の大気
日本の水
日本の食べもの
日本の生活
その中で病気をしないで健康に暮らせるように
遺伝子を作り上げてきた
日本人の遺伝子に合った生活
日本人の遺伝子に合ったたべかた
日本人の遺伝子に合った生き方
それが大切
君はアレルギーを持っている
それは君を毒から守っている
アレルギーの症状は苦しい
でもそれはあなたを毒から守っているしるし
あなたにそれは毒だよと警告している
あなたがアレルギーを起こすことで
毒を感じ取ることができない周りの人たちは毒物から逃げることができる
あなたのアレルギーが多くの人を助けるかもしれない
警告が出ないような生活をしなさい
警告が出ないようなたべかたをしなさい
そうすればあなたは全面的に成長し
全面的に活動し
全面的に命を開花させ
素敵な未来がまっている
